今回は、実際に乗り換え時に気になるであろうLINEMOとワイモバイルの「細かい違い」をご紹介します。
実際に乗り換えたときに「こんなはずじゃなかった・・・!」と後悔しないためにも、事前に確認されることをオススメします。
それでは、見ていきましょう。
この記事の目次
- LINEMOとワイモバイル比較:両ブランドの「基本料金」は、別記事で解説。
- LINEMOとワイモバイル比較:細かい違いを、12個、確認しよう!
- 【1】データ繰越:ワイモバは翌月繰越あり!LINEMOは当月で消滅。
- 【2】低速時の通信速度:両ブランドとも「最大1Mbps」で同じ速度。
- 【3】おトクな割引:ワイモバは家族で入ると大幅割引。LINEMOは特に無し。
- 【4】留守番電話・転送電話:LINEMOは有料。ワイモバは無料。両社とも注意点あり。
- 【5】LINEの年齢認証:LINEMO・ワイモバとも出来る!
- 【6】乗換時SIM差し替え:LINEMO・ワイモバとも、差し替えが必要!
- 【7】eSIMの利用:LINEMO・ワイモバとも出来る!
- 【8】テザリング:LINEMO・ワイモバとも無料で出来る!
- 【9】Wi-Fiスポット:ワイモバは無料で使える!LINEMOは別のサービスで利用可能。
- 【10】キャリアメール:ワイモバ独自のキャリアメールは使える。LINEMOは無し。
- 【11】キャリア決済:両ブランドともキャリア決済が利用出来る!(名前は違うけど。)
- 【12】Yahoo!プレミアム:ワイモバは無料で使える!LINEMOは使えない。
- LINEMOとワイモバイル比較:両ブランドの「料金プラン」をざっくり確認しよう!
- まとめ
LINEMOとワイモバイル比較:両ブランドの「基本料金」は、別記事で解説。

LINEMOとワイモバイルで比較するとき、やはり「値段」は欠かせないと思います。
別記事になりますが、「月額金額」を、契約人数や、通話オプション・おうち割光セット有りなしごとに、それぞれ比較しています。
例えば、こんな感じで比較しています。
【1人】電話は、従量制の場合(30秒につき22円の料金発生)

ぜひ、チェックしてくださいね。
ここからは、「実際に利用するとき」に気になるであろう「細かい違い」を、ていねい解説します。
LINEMOとワイモバイル比較:細かい違いを、12個、確認しよう!
まずは、表で、ざっくり比較しましょう。
気になる項目があったら、項目をクリック・タップして、詳細を確認してくださいね。
LINEMO | ワイモバイル | |
データ繰越 | ×余ったデータ量:当月で消滅。 | ◎余ったデータ量:翌月繰越。 |
低速時の通信速度 | ◎1Mbps・300kbps | ◎1Mbps・300kbps |
おトクな割引 | ×特になし | ◎家族で入ると大幅割引 |
留守番電話・転送電話 | △あり(220円・注意点あり) | △あり(無料・注意点あり) |
LINEMO | ワイモバイル | |
LINEの年齢認証 | ◎出来る | ◎出来る |
乗換時SIM差し替え | △必要 | △必要 |
eSIMの利用 | ◎可能 | ◎可能 |
テザリング | ◎無料 | ◎無料 |
LINEMO | ワイモバイル | |
Wi-Fiスポット | △利用不可(代替可能) | ◎利用可能(無料) |
キャリアメール | ×無し | ◎有り(無料) |
キャリア決済 | ◎有り | ◎有り |
Yahoo!プレミアム | ×使えない | ◎使える(無料) |
LINEMO | ワイモバイル |
【1】データ繰越:ワイモバは翌月繰越あり!LINEMOは当月で消滅。

ワイモバイルは、当月余ったデータ容量は、翌月に繰り越すことが出来ます。
プランSの場合、月末に2GB余ったら、翌月に2GB繰り越すことが出来ます。
それに対し、LINEMOは、当月余ったデータ容量は、当月で消滅してしまいます。
そのため、翌月に持てるデータ容量が異なります。

実際の例ですが、3GBプランで、当月分のデータ容量が3GB余った場合、翌月は・・・
- LINEMO:繰越分0GB+当月分3GB=3GB
- ワイモバイル:繰越分3GB+当月分3GB=6GB
となります。
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【2】低速時の通信速度:両ブランドとも「最大1Mbps」で同じ速度。

LINEMO・ワイモバイル両方とも、各プランの上限を超えると、速度制限がかかります。
LINEMO | ワイモバイル |
1Mbps (※スマホプラン) 300kbps (※ミニプラン) |
1Mbps (※プランM/L) 300kbps (※プランS) |
LINEMO・ワイモバイルの「低速モード時の、体感速度」を動画にしました。
■LINEMOの1Mbps
(5分52秒の動画です。音が出ますのでご注意を。)
■ワイモバイルの1Mbps
(6分43秒の動画です。音が出ますのでご注意を。)
両ブランドとも、同じような感じですね。
「1Mbps」なら、「速度制限」がかかった時も、実用に耐えられるスピードですね!
なお、ワイモバイルは、他にも「速度制限時」の「テザリング・地図アプリ」を使った時の使用感を、動画にしています。

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【3】おトクな割引:ワイモバは家族で入ると大幅割引。LINEMOは特に無し。


ワイモバイルは、家族で入ると、2回線目以降が大幅割引になります。


ワイモバイルは、2回線目以降は、税込1,188円割引。
そのため、人数が多くなるほど、ワイモバイルのほうが安くなる傾向があります。
それに対し、LINEMOは、複数回線による割引はありません。
(その分、「1人で契約」する場合は、LINEMOのほうが安くなります。)
「1人・2人・3人」で契約した場合の、LINEMO・ワイモバイル料金比較を、別の記事で書いています。
例えば、こんな感じで比較しています。
【2人】電話は、従量制の場合(30秒につき22円の料金発生)


ぜひ、参考にしてくださいね。
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【4】留守番電話・転送電話:LINEMOは有料。ワイモバは無料。両社とも注意点あり。


ワイモバイルには、留守番電話・転送電話があります。
しかも、無料で使えます!
また、LINEMOでも、2022年10月から、留守番電話・転送電話が使えるようになりました。
ただし、220円の有料オプションとなります。
実は、ワイモバイル・LINEMOで、留守番電話メッセージを聞く場合、かけ放題の対象外となります。
また、ワイモバイル・LINEMOから転送先への転送(転送電話)も、かけ放題の対象外となります。



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【5】LINEの年齢認証:LINEMO・ワイモバとも出来る!


大手キャリアでは、LINEの年齢認証が出来ますが、格安SIM会社では一部を除いて出来ません。
しかし、LINEMO・ワイモバイル両方とも、LINEの年齢認証に対応しています。
「LINEの年齢認証」が出来ることで、「LINEのID検索」が出来るようになります。
※逆に言うと、「LINEの年齢認証」が出来ない場合、「LINEのID検索」が出来ません。
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【6】乗換時SIM差し替え:LINEMO・ワイモバとも、差し替えが必要!


結論から言うと、両ブランドとも、乗り換え時に、SIMカードの差し替えは、必要です。
- LINEMOは、「ソフトバンクのSIMカード」
- ワイモバイルは「ワイモバイルのSIMカード」
を使います。
LINEMOは、「ソフトバンクのマークが入ったSIMカード」ですが、SIMカードの差し替えが必要です。
また、ワイモバイルは、「ワイモバイルのマークが入ったSIMカード」を使うため、SIMカードの差し替えが必要です。
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【7】eSIMの利用:LINEMO・ワイモバとも出来る!


LINEMOは、プラン開始時から、eSIMの利用が出来ます。
ワイモバイルも、2021年3月17日に、「eSIM」での申込みが出来るようになっています。
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【8】テザリング:LINEMO・ワイモバとも無料で出来る!


テザリングは、LINEMO・ワイモバイルとも無料で利用出来ます。
両ブランドとも、申し込みも不要です。(自動的に使えるようになります。)



上(↑)の記事は、通信制限時(1Mbps時)だけでなく、通常の「高速通信時」についても、書いています。
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【9】Wi-Fiスポット:ワイモバは無料で使える!LINEMOは別のサービスで利用可能。


カフェなどで使える「ソフトバンクWi-Fiスポット」。
ワイモバイルでも「ソフトバンクWi-Fiスポット」が使えます!
しかも、料金は無料です!
それに対し、LINEMOは、「ソフトバンクWi-Fiスポット」が使えません。
ただし、「ソフトバンクWi-Fiスポット」は利用出来ませんが、au系・ドコモ系のWi-Fiスポットは、利用出来ますよ。(一般向けサービスで利用可能)
au系のWi-Fiスポットである「auWi-Fiアクセス」というサービスについては、以下の記事にて。
auWi-Fiスポットが誰でも使えるようになった!auWi-Fiアクセスを解説 >
(姉妹サイト「UQモバイルマニア」内の記事になります。新しいタブで開きます。)
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【10】キャリアメール:ワイモバ独自のキャリアメールは使える。LINEMOは無し。


ワイモバイルは、ワイモバ独自のキャリアメールがあります。(「~@ymobile.ne.jp」)
しかも、無料で使えます!
それに対し、LINEMOは、キャリアメールの提供はありません。
ワイモバイルでも、ソフトバンク時代のキャリアメール「~@softbank.ne.jp」は利用出来ません。
あくまで「~@ymobile.ne.jp」というキャリアメールが使える、という話になります。



ちなみに「ソフトバンクのキャリアメール」は、ワイモバイル・LINEMOに乗り換えても、引き継ぎ利用することが可能になりました。(年額3,300円)
メールアドレス持ち運び(ソフトバンク公式)>
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【11】キャリア決済:両ブランドともキャリア決済が利用出来る!(名前は違うけど。)


キャリア決済は、両ブランドとも使えます。
- LINEMO:「ソフトバンクまとめて支払い」
- ワイモバイル:「ワイモバイルまとめて支払い」
名前は違いますが、両方とも、同等のサービス内容です。
なお、ワイモバイルの「ワイモバイルまとめて支払い」に関しては、以下の記事が詳しいですよ。



また、両ブランドとも、 PayPayへの「まとめて支払い(キャリア決済)」でのチャージが出来ます。
(※LINEMOは、以前は出来ませんでしたが、現在は対応しています。)
なお、ワイモバイルの「PayPayへの、キャリア決済チャージ」については、以下の記事が参考になりますよ。



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【12】Yahoo!プレミアム:ワイモバは無料で使える!LINEMOは使えない。


ソフトバンク契約時は、「Yahoo!プレミアム」が「無料」で使えていました。(通常、税込508円の有料サービス)
ワイモバイルとLINEMOでは「Yahoo!プレミアムの無料化特典」の有無に違いがあります。
LINEMO | ワイモバイル |
「Yahoo!プレミアムの無料化特典」無し | 「Yahoo!プレミアムの無料化特典」有り |
ワイモバイルは、乗り換え後も「Yahoo!プレミアムの無料化特典」があります。
(ワイモバイル契約後、別に「設定作業」が必要になります。)
それに対し、LINEMOは、「Yahoo!プレミアムの無料化特典」はありません。
LINEMOに乗り換えると、ソフトバンク契約での「Yahoo!プレミアム無料化」が消滅します。
(※)単独で「Yahoo!プレミアム」に加入していなかった方は、「Yahoo!プレミアム」は自動解約となります。(解約となり、税込508円は請求されません。)
ただ、「単独で加入したかどうか」が分からない方も多いと思います。
事前に確認されることをおすすめします。
なお、ワイモバイルで「Yahoo!プレミアムの無料化特典」を受けるには、設定(連携)が必要になります。
設定(連携)方法などは、下の記事をご参照ください。



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LINEMOとワイモバイル比較:両ブランドの「料金プラン」をざっくり確認しよう!
それでは最後に「LINEMO」と「ワイモバイル」の料金プランを、ざっくり確認しておきましょう。
LINEMOは「ミニプラン」と「スマホプラン」の2種類。
ソフトバンクのオンライン専門ブランド「LINEMO」は、「ミニプラン(3GB・990円)」と「スマホプラン(20GB・2728円)」の2プランです。


ワイモバイルは「シンプルプラン」の1種類のみ。
ワイモバイルの料金プランも、「シンプルプラン」の1種類となっています。


まとめ
この記事は、「LINEMOとワイモバイルを比較!細かい違いを理解して、乗り換え準備を!」について書いてきました。
これからもワイモバイルを検討されている方に、ワイモバイルのプランやメリット・デメリットなどをどんどん発信していきます。
今後ともよろしくお願いいたします!


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