今日は、MNOとしての楽天モバイルのメリット・デメリットを実体験を踏まえて、ていねい解説しますよ。
僕は、サービスを開始した、2020年4月から、楽天モバイルを使っています。
楽天モバイルの良いところ・悪いところをご紹介します。
1年間無料♪最大2万超ポイント還元も♪
この記事の目次
「楽天モバイル」のメリット・デメリットを一言で言うと


楽天モバイルのメリット・デメリットを一言で言うと、こんな感じですね。
- iPhoneは、動作保証対象外。 詳細>
となります。
▼ そのほかのメリット(メリット3~9)
▼ そのほかのデメリット(デメリット2~6)
【メリット1】2,980円で、データ使い放題&国内通話が無料!圧倒的にコスパが良い!


楽天回線エリアなら、2,980円(税抜)で、データ使い放題。しかも、国内通話が無料。
「SMS」の送信も無料です。
楽天モバイルは、新世代の技術「完全仮想化」技術により、大幅なコスト削減を実現。
それにより、低価格・高品質なサービスを提供している、とのことです。
ドコモ・au・ソフトバンクといった「大手キャリア」なら、「(実質)データ使い放題+国内通話コミ」で9,000円ほどです。


ソフトバンクの場合、「メリハリプラン(7,480円)」と、国内通話が24時間かけ放題になる「定額オプション+(+1,800円)」を足すと、9,280円。
それに対し、楽天モバイルは、「データ使い放題&国内通話使い放題」で2,980円。
つまり、楽天モバイルに乗り換えると、67%以上の金額がダウンします!
2020年7月時点では、まだ「楽天回線エリア」は狭く、コスパ最高回線の恩恵を受けられる人は、多くありません。
つまり、まだまだ「ベータ版」的な感じですが、2021年3月までに全国に展開していきたい、とのことです。
先着300万名様で「月額料金、1年間無料」キャンペーン!


先程、書きましたが、まだまだ「ベータ版」である楽天モバイル。
そのためだと思いますが、なんと「月額料金、1年間無料」キャンペーンを実施中です(先着300万名様対象)!


楽天回線エリアは、今後増えていくので、恩恵を受ける人が多くなるはず。
楽天モバイルは、全国展開が完了する、2021年の春には「大きく化ける」可能性があります。
(その頃には、「先着300名様枠」は突破している、と思われます。)
ぜひ、無料のうちに「新世代回線」をお試しするのも、良いのではないでしょうか。
【メリット2】「料金プラン」は1つだけ!分かりやすいので、安心して使える!


楽天モバイルの料金プランは、「UN-LIMIT」の一つだけです。
「UN-LIMIT」の中に「プランS・プランM」といった段階的なものもありません。
はっきり言って、「シンプル」で分かりやすいです。
プラン内容は、
- 楽天回線エリアなら、データ+通話も、完全使い放題
- パートナー回線エリアなら、データ5GB+超過後最大1Mbps使い放題、通話は使い放題
現在は、楽天回線エリアが狭いため、パートナー回線エリアうんぬんが若干複雑です。
しかし、今後、楽天回線エリアも充実してくるので、完全に
月に2,980円(税抜)で、データ通信と音声通話、使い放題!
となる人も多くなると思います。
auのように「返却したら、途中から支払い免除。ただし、またウチで買うことが条件よ。」という「複雑さと、罠」は無いよ。
大手キャリアでよく仕掛ける「罠」が、楽天モバイルでは見つかりません。
この点も、楽天モバイルを使うにあたって、安心出来るメリットですね。
さらに、いわゆる「2年縛り」もありません。いつでも、解約することも可能です。



【デメリット1】iPhoneは、動作保証対象外。比較的新しめのiPhoneしか使えない。


iPhoneは、現在、動作保証対象外となっています。正式には、対応しておりません。
ただし、利用可能な機種でも、すべての機能を使える訳ではありません。
以下の機能は、メイン回線で使うには必要な機能ですが、「不完全」もしくは「対応していない」ことに注意が必要です。
- 楽天回線とパートナー回線の切替が出来ない場合がある
- 緊急地震速報などの受信が出来ない
楽天モバイルで使えるiPhoneは「XS、XR、11、12、SE(第2世代)」のみ
また、楽天モバイルで使えるiPhoneは、比較的新しい「XS、XR、11、12、SE(第2世代)」のみしか対応していないことも注意が必要です。
現在も、「iPhone7」や「iPhone8」ユーザーがかなり多くいると思います。
現状では、楽天モバイルのSIMカードを差し込んでも「圏外」となります。
まったく使えません。
PCを使った「かなりの裏技」で使えるようですが、かなり難易度は高そうです。
「iOS版Rakuten Link」リリースにより、「iPhoneユーザーは通話料有料」のデメリットは解消された。


国内通話を無料にするのは、「Rakuten Link」と呼ばれるアプリで通話をする必要があります。
以前は、iPhoneユーザー向けのアプリがなく、通話料は「30秒につき20円」という高額な通話料が必要でした。
しかし、2020年7月8日、iOS版「Rakuten Link」がリリースされたことにより、iPhoneユーザーも「国内通話無料」になりました。


対応機種は、「iOS 13以降を搭載したiPhoneXS、XR、11、12、SE(第2世代)」のみです。
実際に「iPhone SE(第2世代)」で試しました。


ただし、リリース直後、ということもあるのか、音声があまり良くない印象です・・・(LINE電話のほうが、キレイに聞こえていた。)
なお、「iPhoneXR・XS以降」と「iPhone SE(第2世代)」について、データ通信とテザリングは、別に設定が必要です。
設定方法は、下の記事が詳しいですよ。



「楽天モバイル」のメリットは、他に何がある?


それでは、「楽天モバイル」のメリットは他にもあるので、挙げていきましょう。
まずは今まで挙げたメリットのおさらいです。
- 2,980円で、データ使い放題&国内通話が無料!
- 月額料金、1年間無料(先着)!
- シンプルで分かりやすいプラン!
- 大手キャリアのような「罠」がない!
【メリット3】1年間無料なので、「お試し・サブ回線」として試せる!


圧倒的にコスパが良い「楽天モバイル」。
しかし、後でデメリットでも書きますが、エリアが狭い・対応している端末が少ないなど、「メイン回線」として使うことは、まだまだ怖いかもしれません。
そこで、現在、先着300万名様で「1年間無料」キャンペーンを行なっています。
1年間は「3,300円だけ」で利用できるため、2台目として「お試し的」に使うことも出来ます。
今なら、気軽に「お試し的」に、楽天モバイルを始めることが出来ますよ。
下の記事では、お試し的に「新規」で申し込む手順をまとめています。
ぜひ、参考にしてくださいね。



【メリット4】海外でも、2GBまで利用可能!電話も無料~980円で使える!


楽天モバイルは、海外でも利用することが出来ます。
ドコモ・au・ソフトバンクでも、いわゆる「海外ローミング」サービス(オプション)はありますが、結構高いです。
しかし、楽天モバイルは2GBまで無料。「2,980円プラン」の中に含まれていますよ。
海外ローミング(データ通信)が利用できる国と地域は、66です(2020年3月27日時点)。
- 北米:アメリカ(本土)、アラスカ、カナダ、グアム、サイパン、ハワイ
- アジア:中国、インド、韓国、シンガポール、タイ、台湾、香港など
- ヨーロッパ:イギリス、イタリア、オーストリアなど
- オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド
- など…
海外ローミングが利用できる国と地域の詳細は、楽天モバイル公式ページでご確認ください。
国際電話も「Rakuten Link同士」の通話なら、日本⇔海外の電話が無料!


また、国際電話も、「Rakuten Link同士」の通話なら、日本から海外の電話・海外から日本の電話、両方とも無料になります。
(※LINE電話のようなイメージ。)
また、海外から日本にかけた場合は、相手が「Rakuten Link」を使っていなくても、無料です!(発信側が、「Rakuten Link」利用の場合)
オプションになりますが、980円で、国際通話かけ放題にすることも可能です。
【メリット5】全国に約200店の楽天モバイルショップがある。万が一の時も安心!


楽天モバイルは、全国に、リアル店舗が200店以上あります。
(家電量販店などの「取扱店」は数に含めていません。)
「楽天モバイル」は、調査時点ではMVNOの店舗であり、定義上キャリアショップに含めていないが、調査は実施している。その結果、店舗数は224店で、前年調査から92店の大幅増となった。
出典)MCA「キャリアショップの展開状況と店舗一覧2020春」
大手キャリアの他3社に比べると、店舗数は、少ないですが、イオンモールなどの「ショッピングモール」に多い印象があります。
万が一の時、「店舗で聞ける」携帯ショップがあるのは、何かあった時に重宝しますね。
なお、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)が展開する、リアル店舗(キャリアショップ)の店舗数は、2018年頃から減少傾向になっています。
【メリット6】テザリングがタダで使える。


「テザリング」とは、スマホの電波を使って、パソコンやタブレットなどをインターネットに接続できる機能のことです。
この「テザリング」、大手キャリアの「au」「ソフトバンク」だと500円のオプションになります(プランによる)。
しかし、楽天モバイルは「無料」で使うことが出来ますよ。
「楽天モバイルのテザリング」で、快適に使っていますよ~。
【メリット7】留守番電話がタダ!再生も無料で聞ける!


楽天モバイルは、留守番電話の月額料金は、無料です!
iPhoneも含めて、現在のスマホの多くは「端末にメッセージを録音する機能」がありません。
そこで重宝するのが、携帯会社の「留守番電話サービス」。
しかし、他の会社では、月に300円くらいの「有料オプション」が多いのです。
その中、楽天モバイルでは、無料で使えます!
Rakuten Linkで留守番電話を確認すると、無料で聞ける。


さらに、楽天モバイルでは、Rakuten Linkで留守番電話のメッセージを聞く場合は、無料で聞けます!
実は、ソフトバンクや、ワイモバイルでも、月額料金は無料です。
しかし、メッセージの再生は料金が発生するのです。(無料通話の対象外です)



【メリット8】楽天市場のお買い物が「+1倍」ポイントアップ!


楽天モバイルの契約は、楽天の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象の一つです。
楽天モバイルと契約すると、ポイントが「+1倍」アップします。


楽天でお買い物をされる方は、「1年間は、無料で使えて」、「ポイントも、勝手にアップ」します!
【メリット9】楽天ポイントで支払うことが出来る。期間限定ポイントも利用可能!


楽天モバイルの支払い方法に、楽天ポイントを利用することが出来ます!
支払額の一部を充当するのもOK。全額をポイント支払いするのもOKです。
しかも、楽天ポイントは、
期間限定ポイント→通常ポイント→楽天キャッシュ
の順に使用されます。
楽天スーパーセール、お買い物マラソン、SPUなどで獲得した、大量の「期間限定ポイント」を有効に活用することが出来ますよ。



「楽天モバイル」のデメリットは、他に何がある?
続いては、楽天モバイルのデメリットを見ていきましょう。
もちろん、楽天モバイルは「これから化ける可能性がある」携帯会社ではあるのですが、まだまだ完璧ではありません。
注意点も事前にしっかりチェックし、納得して契約できるようにしましょう。
まずは今まで挙げたデメリットのおさらいです。
- iPhoneは、動作保証対象外。比較的新しめのiPhoneしか使えない
【デメリット2】現状、楽天回線エリアは狭い。エリア内でも、地下などはパートナー回線になる。


メリットの中でも触れていましたが、まだまだ「楽天回線エリア」は狭いです。
2020年7月時点では、東京都内・大阪市・名古屋市など大都市のみが、楽天回線エリアです。
ほとんどのエリアがパートナー回線エリア(au回線)となります。
また、楽天回線エリア内でも、地下での電波は弱いようで、パートナー回線に繋がってしまいます。(つまり、地上のみ。)
これから徐々に増えるとは思いますが、コスパ最高回線の「楽天回線」につながる人・時間は、まだ多くないと思います。
移動をすると、残りデータ量が、いつの間にか、減っていましたね。(一時期、パートナー回線になっていた?)
【デメリット3】対応している端末の種類が少ない(Android・iPhoneとも)


楽天モバイルは、新しい技術を使って構築されているようです。
そのため、「楽天モバイル」に対応できる機種が少ないです。
対応機種を見ると、2018年頃に発売された一部の機種から、対応しているようです。
しかし、お持ちの機種が楽天回線に対応しているかは、「必ず」確認する必要がありますね。
また、iPhoneは、デメリット1でも書きましたが、基本、動作保証対象外です。
現状、楽天モバイルで、動作保証が確認され、不自由なく使える機種は「Androidの一部のみ」となっているところは、大きなデメリットと言えるでしょう。
【デメリット4】LINEのID検索が出来なくなる。ただし代わりになる「代替案」はアリ。


楽天モバイルでは、LINEの「ID検索」をすることが出来なくなります。
格安SIMでは使えないLINEの年齢認証ですが、MNO(キャリア)版楽天モバイルでも「LINEの年齢認証」は出来ない模様です。
ただし、楽天モバイルに乗り換える前に、LINEの「年齢認証」を済ませば、楽天モバイルに乗り換え後も「ID検索」をすることが出来ます。
また、「ID検索」が出来なくても、代わりになる、代替案もあります。
詳しくは下の記事をご参照ください。
(UQモバイルに)乗り換えると、LINEのID検索不可に!でも、代替案があります! >
※新しいタブで開きます。記事はUQモバイルですが「楽天モバイル」でも同様になります。
しかし、「ID検索」以外でも、別の方法で、遠くの友だちとLINEの交換が出来るんですよ。
【デメリット5】キャリアメールが無い。


楽天モバイルは、第4のキャリアとなりましたが、「キャリアメール」は存在しません。
しかし、今や、GmailなどのWEBのメールが主流で、友達の連絡も「LINE」が多いと思います。
キャリアメールを使う機会は、めったにないのではないでしょうか。
【デメリット6】「Rakuten Link」を使わないと、通話料が有料になる。


「国内通話を使い放題」で使うためには、「Rakuten Link」と呼ばれるアプリで、電話をする必要があります。
通常の通話アプリで「電話」をすると、通話料が発生します。(30秒につき20円)
間違えて、通常のアプリで電話をしないように気をつける必要があります。
なお、「Rakuten Link」については、以下の記事が詳しいですよ。



楽天モバイルのデメリットを避けるには、サブ回線として使うのがオススメ!


楽天モバイルも、いろいろなところで、メリット・デメリットがあります。
どの携帯会社でもですが、100人中100人全員が満足することはありません。
- 楽天モバイルは、1年間無料・楽天ポイントも貰える・楽天回線は超コスパが良いなど、メリットがあります。
- しかし、反面、対応エリアが狭い・対応する機種が少ない、というデメリットもあります。
そんな、デメリットを避けるには、メリットの1つでも書きましたが、サブ回線として、お試し的に使うこと。
ひとまず、1年間は、最初の事務手数料3,300円以外は、料金が発生しません。
無料期間が終了する頃に、本格的に乗り換えるのか、再検討されるのも良いと思います。
楽天モバイルへの乗り換え方法
それでは、楽天モバイルへの乗り換え方法を確認しておきましょう。
具体的なステップは、「新規/ドコモ/au/ソフトバンク/UQモバイル/ワイモバイル」それぞれの専用ページを作成しました。
乗り換えがはじめての方でも分かりやすいように、写真とイラストと動画を使って、ステップ・バイ・ステップで丁寧に分かりやすく解説しています。
ぜひ、この記事を参考に、「楽天モバイルへの『おトクな』乗り換え」を実現してくださいね。
■新規で、楽天モバイルに契約



■ドコモから楽天モバイルに乗り換え



■auから楽天モバイルに乗り換え



■ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換え



■UQモバイルから楽天モバイルに乗り換え



■ワイモバイルから楽天モバイルに乗り換え



楽天モバイルへの乗り換えは、キャンペーンを使ってよりオトクに!
楽天モバイルに申し込みをしますが、実は「ポイント還元キャンペーン」があります!


オトクになるキャンペーンは、時期によって変わってきます。
詳しくは下の記事から、チェックしてくださいね。



まとめ
この記事は、「楽天モバイルのメリット・デメリット!良い点と悪い点をていねい解説!」しました。
これからも楽天モバイルを検討されている方に、楽天モバイルのプランやメリット・デメリットなどをどんどん発信していきます。
今後ともよろしくお願いいたします!