■「くりこしプラン」の解説

今日はUQモバイルのプランを、「おしゃべりプラン」から「スマホプラン」に変更すると、どうなるのか、について徹底解説しますよ。
今回は、実際に「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」から「スマホプラン」に変えると、どうなるのか、検証しました。
金額が下がるのは分かるけど、デメリットはないのか、事前に確認しましょう。
最後に、プラン変更の仕方もご紹介します。
気になる「12GBプラン!?」「UQ応援割」「自宅セット割」を、画像付きで、ていねい解説!
この記事の目次
「おしゃべり・ぴったり」から「スマホプラン」に変更するとき、気をつけるべきデメリット
「スマホプラン」に変更すると、現在のマンスリー割が消滅する→スマホ代が大幅アップの可能性あり!


「スマホプラン」に変更する際、一番気をつけないといけないのは、現在適用されている「マンスリー割」です。
「スマホプラン」に変更すると、現在適用されている「マンスリー割」は消滅してしまいます。
僕がUQモバイルで購入した、シャープの「AQUOS sense2」の例で見ていきましょう。


- 分割支払金:1,512円
- マンスリー割:972円
- 実質支払金:540円
「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」ではマンスリー割が適用されているので、972円割引されています。
しかし、「スマホプラン」に変更すると、972円の割引が適用されなくなります。
つまり、「スマホプラン」に変更すると、月々支払うスマホ代は、翌月から540円から1,512円にアップしてしまうのです。
「スマホプラン」は、電気通信事業法改正による「分離プラン義務化」に合わせたプランとなっています。
そのため、「スマホプラン」は「スマホ購入に対する割引」をすることが出来ません。
「スマホプラン」に変更すると、「おしゃべり・ぴったりプラン」に戻れなくなる


一旦、「スマホプラン」に変更すると、「おしゃべり・ぴったりプラン」に戻れなくなります。
「スマホプラン」に変更して、やっぱり「おしゃべり・ぴったりプラン」のほうが良かった・・・となっても、戻ることは出来ません。
現在、月に14GB以上利用している人は、対応するプランが無い


「スマホプラン」の「L」は、「14GB」のプランです。
21GBではありません。
つまり、14GBから21GBに対応するプランは、「スマホプラン」ではないのです。
現在、月に14GB以上利用している人は、14GBから「追加データ」をチャージする必要があります。
「追加データ」は0.5GBで500円。1GBなら1,000円になります。
よって、14GB以上の人は、「スマホプラン」に変更すると逆に金額が上がってしまいます。
通話オプションが必要な人は、おトクになる金額は少なくなる。


「スマホプラン」は、通話料金がコミコミではありません。
30秒につき20円の従量制となっています。
今まで通り、「通話料金をコミコミ」にしたい場合は、「通話オプション」を契約する必要があります。
通話パック | かけ放題 |
国内通話60分/月(2,400円分)まで無料 | 国内通話10分/回まで無料 |
500円/月 | 700円/月 |
通話オプションを契約すると、「スマホプラン」への変更による「おトクになる金額」は、300円~500円に下がってしまいます。
「増量オプション」分のデータは継続。しかし、データ容量の消滅を防ぐには、「有料で、再チャージ」が必要になる


「増量オプション」分のデータは、スマホプランへ変更しても、そのまま残ります。
しかし、「スマホプラン」は、「無料データチャージ」の仕組みがありません。
つまり、「無料で再チャージ」することが出来ないのです。
「増量オプション」分のデータを消滅したくない場合、「有料再チャージ」をしなくてはいけません。
有効期限までに「有料再チャージ」をしなければ、「追加データ分のデータ容量」は消滅してしまいます。
消滅させないためには、有効期限が来るギリギリで、最低チャージ「100MB/200円」をする必要があります。
(チャージすると、有効期限が90日延長されます。)
スマトク割・長期利用割引は適用されなくなる
「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」は、月に1,000円安くなる「スマトク割・長期利用割引」がありました。
「スマホプラン」では、この割引は適用されません。
なので、「スマホプランの金額」に、さらに「1,000円割引」という甘い話はないので(笑)、ご注意ください。
次は、「スマホプラン」への変更をおすすめ出来る人をご紹介します。
「スマホプランに変更」をおすすめ出来る人はコレ!
スマホ代金の支払いが終了している人・SIMだけ購入の人


「スマホプラン」への変更で、一番気をつけるポイントが、スマホ代支払に対する割引(マンスリー割)の、消滅でした。
ということは
- スマホ代の支払いが、終了している人
- UQモバイルに契約時、「SIMだけを購入」した人(スマホは購入していない)
以上の人は、「マンスリー割」は関係ありません。
そのため、「スマホプラン」に変更すると、月々の基本料金は、安くなる可能性が非常に高いです。
マンスリー割の割引が少ない人


2年目以降で「おしゃべり・ぴったりプラン」と「スマホプラン」の差額は1,000円です。
つまり、マンスリー割が1,000円未満の人は、
- 「マンスリー割消滅」による金額アップよりも、
- 「スマホプラン変更」による金額ダウンのほうが多い
そのため、「スマホプラン」変更により、月々の利用料金が安くなることもあります。
そもそも現在契約中の人は、「2年」が経たないと、「スマホプラン」に変更することが出来ない


現在契約中の人は、利用期間が2年を過ぎないと、「スマホプラン」に変更することが、出来ません。
2018年6月に契約した人は、1回目の更新月である2020年7月から「スマホプラン」に変更することが可能です。
最短で「スマホプラン」に変更できるパターンを図にしました。


2018年6月に契約した人は、2020年6月に「スマホプラン」に変更申し込みが出来ます。
そして、翌月の2020年7月から「スマホプラン」をスタートすることが出来ますよ。
3年目以降で、スマホ代支払いがない人は、年間最大12,000円おトクになる


- 「スマホプラン」に変更できる3年目以降
- スマホ代支払いがない(マンスリー割は関係なし)
以上の人は、「スマホプラン」に変更すると、年間最大12,000円おトクになります。
例えば「おしゃべりプランS」の人が「スマホプランS」に変更すると、以下の金額がおトクになります。
プラン | 金額 |
おしゃべりプランS | 2,980円(※2年目以降) |
スマホプランS | 1,980円(※ずっと) |
おトク金額 | 最大1,000円/月 |
実際には、「スマホプラン」は、通話料別途のため、単純に1,000円安くなるわけではありませんが、
最大で月に1,000円、年間で、最大12,000円オトクになりますよ。
「スマホプラン」と「おしゃべり・ぴったりプラン」の詳細記事について
「スマホプラン」と「おしゃべり・ぴったりプラン」を詳しく知りたい場合は、それぞれ以下の記事が参考になります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
■スマホプラン



■おしゃべりプラン・ぴったりプラン



プラン変更は、ネットでカンタンに出来る。
UQモバイルのプラン変更は、「my UQ mobile」から出来ます。
プラン変更に手数料は一切かかりませんよ。
なお、プランはすぐには変更されません。翌月1日に変更されます。
それでは、「my UQ mobile」でプラン変更する方法をご紹介します。
下の手順はパソコンから行っていますが、スマホからでも手続きは出来ますよ。


「my UQ mobile」に「my UQ mobile ID」と「パスワード」を入力して、ログインします。


「my UQ mobile」トップページで、「ご契約中のプラン」にある「料金プランを変更する」をクリックします。


「変更後の料金プラン」で、「スマホプラン」を選択、S/M/Lのいずれかを選択します。


料金プランを選択すると、「通話オプション」の項目が表示されます。
希望に応じて、選択してくださいね。


契約書面交付方法を選択して、「次へ」。


約款・利用規約と重要事項説明を読んで、「同意する」にチェック。「次へ」。


変更内容を確認して、「変更する」クリックすると完了ですよ。
まとめ
「UQモバイルで「おしゃべり」から「スマホプラン」に変更!デメリットは無い?」についてざっくりまとめると、こんな感じですね。
- マンスリー割が消滅する。スマホ代支払い中の人は、注意が必要
- 通話オプションが必要な人は、おトクになる金額は少なくなる
- そもそも現在契約中の人は、「2年」が経たないと、変更することが出来ない
と、なります。
これからもUQモバイルを検討されている方に、UQモバイルのプランやメリット・デメリットなどをどんどん発信していきます。
今後ともよろしくお願いいたします!