※現在、この記事では、UQモバイルに関しては、2019年9月まで受付していたプランで比較しています。
早急に、新プランに対応したプランで比較できるよう、記事の更新に努めさせていただきます。
携帯の料金って本当に複雑ですよね。
携帯会社で見かける「1,980円」や「1,480円」などの数字がありますが、
色々な条件が書かれていて、「本当にこの金額」になるの?ってなりますよね。


「○○の場合、○○の場合、~~」の連発でこの数字になるのはすごく稀だよ。
では、「au」と「UQモバイル」を比較して、実際の料金はいくらなのかを検証していきます。
結論から言うと、全然違いました。そして、「au」と「UQモバイル」を比較したら、内容も金額も異なることが判明しましたよ。
※この記事では、auに関しては、2019年5月までのプランで比較しています。
これは現在、auに契約している方は、ほとんどが旧プランで契約しているからです。
気になる「12GBプラン!?」「iPhoneSE」「自宅セット割」を、画像付きで、ていねい解説!
この記事の目次
- 【ざっくり結論】auは8,480円・UQモバイルは2,480円かかる(iPhone7・32GBの場合)
- 【確認】「1980円」はあくまで回線利用料のことであり、スマホ代は含まれていない
- 「au」の場合、回線利用料が「1980円」になる条件は、厳しい
- 「au」の場合、スマホ代金が加わることで、価格が大幅上昇!
- 「au」の場合、本当の支払い金額は、8,480円!?
- 「UQモバイル」に乗り換えた場合の、回線利用料が「1980円」になる条件は、やさしい
- 「UQモバイル」に乗り換えた場合、スマホ代金が加わっても、「au」よりも価格が上昇することは少ない
- 「UQモバイル」に乗り換えた場合、本当の支払い金額は、2,480円!?
- 「UQモバイル」で「機種変更」した場合は、金額はどうなる?
- 2年間iPhone7を使った場合の、「au」と「UQモバイル」の比較
- UQモバイルのプラン詳細と、auからUQモバイルへの乗り換え方法
- まとめ
【ざっくり結論】auは8,480円・UQモバイルは2,480円かかる(iPhone7・32GBの場合)
まず、ざっくり結論を言います。
auは8,480円・UQモバイルは2,480円かかります!
もちろんこれは色々な条件があります。
では、条件を見てみます。
- iPhone7s 32GBを購入したい
- 現在、2年以上「au」に加入している
- 「au」に、永遠に貢がないといけないのはゴメンだ
- 家のネット回線は「ドコモ光」(au指定のものではない)
- ノートパソコンを、外出時もネットに繋ぎたい
以上の条件を付けていますが、実際このような人多くないでしょうか。
【確認】「1980円」はあくまで回線利用料のことであり、スマホ代は含まれていない
最初に確認ですが、「1980円」はあくまで回線利用料の金額です。
スマホ代金は含まれておりませんのご注意。
「au」の場合、回線利用料が「1980円」になる条件は、厳しい
※この記事では、auに関しては、2019年5月までのプランで比較しています。
では、まず「au」から見ていきます。
もう一度、「au」の「auピタットプラン(スーパーカケホ)」を確認しましょう。


「auピタットプラン(スーパーカケホ)」は、1回5分までの電話が無料で、使用したデータ容量で金額が変わるプランです。
「1,980円」になる条件としては、
- 2年契約
- auスマートバリュー
- スマホ応援割
この3つが適用されて、かつデータ容量は1GBまで、となっています。
しかし、実質は「1,980円」になることは難しく、詳細は次の項目から書きますが、実質「5,980円」くらいになると思われます。
データ容量「1GB」は超えてしまう人が多い
「1GB」という容量ですが、「YouTube」を1時間、自動画質で再生すると、それくらいになります。
動画を見ると、すぐに1GBは超えてしまうんですね。
よって、多くの人が、1~3GBくらいになるのではないでしょうか。
そうなると、「au」だと、2~3GB利用の場合、2,000円アップしてしまいます。


「auスマートバリュー」適用のためのハードルは高い


auスマートバリューは、特定の「固定通信サービス」を利用することで、「au利用料金」が安くなります。
しかし、マンションにお住まいの人など、特定の「固定通信サービス」に入れない場合も多いと思います。
また、固定通信サービスの選択肢を狭めてしまうため、後々不都合になる場合もありますね。
よって、「auスマートバリュー」適用のためのハードルは高いと思います。
「auスマートバリュー」が適用されない場合は、500円~1,000円アップします。
(2~3GB利用の場合、1,000円アップになります)
「スマホ応援割」が適用できない人がこれから増えてくる


「スマホ応援割」は機種変更・新規契約・他社からの乗り換え時に1年間毎月1,000円割引になる割引サービスです。
しかし、2019年2月以降、過去に「スマホ応援割」「ビッグニュースキャンペーン」を適用されたことのあるお客様は対象外となるようです。
この時期に機種変更される人は、すでに1回「ビッグニュースキャンペーン」もしくは「スマホ応援割」を適用されている人が多いと思います。
そのため今後は、機種変更をしても、「スマホ応援割」は適用されません。
今回の改悪で恩恵を受けなくなる人が相当増えそうです。。。
「スマホ応援割」適用がない場合、1,000円アップになります
テザリングを利用するために、500円の有料オプションが必要


MMD研究所の調査結果によると、
データ容量を節約する必要がないとしたら、「テザリング」を利用したい人が20%もいる結果があります。
僕も今はUQモバイルで「テザリング」を利用しています。
なぜ、「テザリング」を出したかというと、「UQモバイル」は「テザリング」利用自体は無料なんです。
かつて、「au」は「テザリング」利用自体は無料だったのですが、途中から500円の「有料オプション」にしてしまいました。
「テザリング」のオプションで、500円アップになります
「テザリング有料化」や「スマホ応援割の適用制限」からも分かりますが、
キャリアが値段を下がる、下げる、・・・と繰り返し言って、
「見た目の金額だけ」安く見せていますが、
実は、下げるどころか、ちゃっかり値上げしている、という事実をちゃんと見ておく必要があります。
結局2GB~3GB利用の場合、「5,980円」くらいになる
結局、「1,980円」から
- 2~3GB利用の場合、2,000円アップ
- 「auスマートバリュー」適用外なら、500円アップ(※)
- 「スマホ応援割」適用外なら、1,000円アップ
- 「テザリング」のオプションで、500円アップ
以上4つで、4,000円アップになります。
1,980円+4,000円=5,980円ですね。
いやいや、テザリングなんて使わないよ!という人もいるでしょう。
それでも、500円下がるだけなので、「5,480円」くらいの回線利用料になるんですよ。
「au」の場合、スマホ代金が加わることで、価格が大幅上昇!
「au」で「iPhone 7 (32GB)」を機種変更した場合、スマホ代金がいくらになるのか見ていきます。


機種代金は税抜きで、2,500円×24回になります。
月々の支払いは、前の「回線利用料」5,980円にスマホ代金が加わります。
「アップグレードプログラムEX」というプログラムで、1,611円(税抜)になることは可能です。
しかし、このプログラムは大きな罠が仕込まれているんです。
このプログラムに入ってしまうと、「もう、auから抜け出すことができなくなる」か「同じ端末を4年間使わないといけない」のどちらかを2年後に選択しなければならないのです。
このプログラムの罠は別記事で書く予定ではありますが、
今は「一度入ると抜け出せない、危険な罠が仕込まれているプログラムだ」と思ってください。
「au」の場合、本当の支払い金額は、8,480円!?
以上のシミュレーションの結果、回線利用料と機種代金を加えた、本当の月々の支払い料金は、8,480円(税抜)となります。
※条件によります。条件は上の内容を参照してください。
計算内容は、
通話&データプラン+テザリング+スマホ代金
=5,480円+500円+2,500円=8,480円(税抜)
ですね。
「UQモバイル」に乗り換えた場合の、回線利用料が「1980円」になる条件は、やさしい
では、次に「UQモバイル」を見ていきます。
もう一度、「UQモバイル」の「プランS」を確認しましょう。


「(おしゃべりプラン・ぴったりプランの)プランS」は、1回5分までの電話が無料or1ヶ月60分で、3GBまで使えるプランです。
「1,980円」になる条件としては、
- おしゃべりプラン・ぴったりプランSに加入(2年契約)
これだけです(笑)
2年目は「イチキュッパ割」というものが無くなるので、2,980円になります。それでもauの5,980円に比べると相当安いですね。
おしゃべりプラン・ぴったりプランについて、あとでご紹介しますよ。
「UQモバイル」に乗り換えた場合、スマホ代金が加わっても、「au」よりも価格が上昇することは少ない
「UQモバイル」で「iPhone 7 (32GB)」を機種変更した場合、スマホ代金がいくらになるのか見ていきます。


プランSの場合、実質負担額500円(税抜) ×24回(初回のみ1,000円)
となっています。
(※金額は2019年8月23日時点)
auの場合は、2,500円(税抜)なので、 「UQモバイル」は「au」に比べて2,000円安いですね。
回線利用料でもスマホ代金でも「UQモバイル」のほうが圧倒的に安い結果になりました。
「UQモバイル」に乗り換えた場合、本当の支払い金額は、2,480円!?
以上のシミュレーションの結果、回線利用料と機種代金を加えた、本当の月々の支払い料金は、2,480円(税抜)となります。
ただし、1ヶ月目のみ2,980円、2年目以降3,480円となります。
※条件によります。条件は上の内容を参照してください。


2,480円の計算内容は、
通話&データプラン+テザリング+スマホ代金
=1,980円+0円+500円=2,480円(税抜)
ですね。
「UQモバイル」で「機種変更」した場合は、金額はどうなる?
記事を細かくお読みいただいた方は、お気づきかもしれませんが、
「au」では「機種変更」、「UQモバイル」では「乗り換え」を前提に書いています。
それ、ちょっと不公平じゃないの!?
と思う人もいると思いますので、「UQモバイル」で「機種変更」した場合はどうなるか見ていきます。
○回線利用料
プランS:2,980円 ※2年目以降はずっと同じ金額です。
○スマホ代金(iPhone7s 32GBを機種変更する場合)
分割支払金2,400円-マンスリー割1,900円=500円(税抜)※初回のみ1,000円
(※iPhone7 32GBの場合は、新規・乗り換えと、機種変更の「マンスリー割」は同金額です。)
○合計
通話&データプラン+テザリング+スマホ代金
=2,980円+0円+500円=3,480円(税抜)
※初回のみ3,980円(税抜)
機種変更の場合でも、auの8,480円よりもかなり安くなりますね。
2年間iPhone7を使った場合の、「au」と「UQモバイル」の比較
では最後に2年間iPhone7(32GB)を使った場合の、「auで機種変更」と「UQモバイルに乗り換え」、「UQモバイルで機種変更」の比較を見てみましょう。
■auで機種変更した場合
8,480円×24回=203,520円(税抜)
■UQモバイルに乗り換えた場合
1ヶ月目:2,980円
2~12ヶ月目:2,480円×11回=27,280円
2年目:3,480円×12回=41,760円
合計:2,980円+27,280円+41,760円=72,020円(税抜)
■UQモバイルで機種変更した場合
1ヶ月目:3,980円
2ヶ月目から:3,480円×23回=80,040円
合計:3,980円+80,040円=84,020円(税抜)
家族そろって、UQモバイルに乗り換えると、オトク度合いが桁違いになりますね。



今回はiPhone7を使って料金を見てきましたが、UQモバイルでは、機種によっては実質ほぼ無料になるスマホもあるのです。
その場合プランSなら、月々1,980円(税抜)で、スマホとUQの回線が使うことが出来ますよ。
(さらに、「家族割」を利用することで1,480円にすることも可能です!)
「実質ほぼ無料になるスマホ」は、
UQモバイルのプラン詳細と、auからUQモバイルへの乗り換え方法
UQモバイルの主力プランは、「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」です。
プランの詳細については、下記の記事を参考にしてくださいね。



また、auからUQモバイルへの乗り換え方法を動画・画像を使って、分かりやすく、ていねい解説しています。
ぜひ、参考にしてください。



まとめ
「auとUQモバイルの「1,980円」は同じように見えて全然違う!?比較してみた!」についてざっくりまとめると、こんな感じですね。
- 「1,980円」は、回線利用料だけ。スマホ代金は含まれない
- auの「1,980円」になる条件は非常に厳しい
- UQモバイルなら「1,980円」になる条件はやさしい
となります。
これからもUQモバイルを検討されている方に、UQモバイルのプランやメリット・デメリットなどをどんどん発信していきます。
今後ともよろしくお願いいたします!